ご挨拶
私たちはなんのために葛飾みどりにいるのでしょうか?
葛飾みどりの職員はみな同じ答えを持っています。
『子どもたちが将来、いい人生を送るための協力者』としてここにいるのです。
字が書ける、箸が持てる、逆上がりが出来る
子どもに何か目に見える『力』を付けさせることだけが、子どもにとって『育つこと』にはつながりません。
人はまず、幸せに暮らすこと。
幸せとは、どんな人も、人として大切に扱われることが前提です。
人として大切に扱われる、ということは『その人のありのままの存在』を大切にすることなのです。
『この世で生きることを認められた存在なんだ』
『この世は生きる上で、自分を守ってくれる、許してくれるんだ』
そう感じる保育を受けることで、子どもたちはそこから心を開き、自分の心通りに生きて行けるのではないか?と思います。
認定こども園 葛飾みどりの保育づくり基本計画
I. 保育・教育の基調
1. 子どもらしい生き生きとした生活
私たちは何よりも、子どもたちが"生きる喜び"を実感できるような生き 生きとした子どもらしい生活をつくり出していきたいと考えています。 それは、子どもたちが健康に輝き、大人たちから寄り添われ、子どもた ち自らも人や物に寄り添うことのできる生活です。
2. 豊かな対話のある生活
遊びを中心としたその生活のなかで、子どもたちの自然や文化との、そして人や社会との交わり(出会いと対話)を豊かに創り出していきます。
子どもたちは、世界との対話、人との対話、自分自身との対話によって、自分らしく人間らしく育っていきます。
3. 自ら学ぼうとする構えと意欲を育てる
そうした豊かな交わりをとおして、子どもたちの体(感覚)と言葉を育て、知的好奇心・探究心をふくらませ、挑戦する意欲、想像する力、表現する力を育てていきます。
それは、子どもたちに「自ら学ぼうとする構えと意欲」を育てていくことになります。
4. 人や自然を大切にする心を育てる
子どもたちが身近な動植物に親しみ、さまざまな命の大切さに気づき、さまざまな命と共生し、「人や自然を大切にする心」を育てていきます。
5. ともに生き、ともにつくり、ともに育ち合う
私たちは、以上のような生活をつくる営みを、大人たちと子どもたち、子ども同士、大人同士が、ともに生き、ともにつくり、ともに育ちあうとりくみとしてすすめていきます。